2つの顔を持つ男

Photo メル・ギブソン監督「アポカリプト」

マヤ文明後期の中央アメリカを部隊にした歴史大作。

マヤ戦闘部族に集落を襲われ奴隷とされた青年の脱出劇なのですが、正視出来ないほどの残酷描写のオンパレード。

正直、前半から中盤までは観ていて悲しくなりました。

ただ、劇中に少女が戦闘部族にむかって発したメッセージががラストへの「救い」を暗示させてくれ後半はスリリングな展開に引き込まれました。

ラストに白人の船が突如出現したのは青年が家族を助け森に帰って行った時に呟いた「新しい始まり」なのでしょうね。

意外なオチでした。

メル・ギブソン監督は俳優としてはエンターテイメント性の高い役柄がイメージとしてあるのですが、監督としては全く正反対の「顔」を見せてますね。

クリント・イーストウッドに並ぶ偉大な俳優兼監督と思います。

それにしてもエグかったです。

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事実は映画より猟奇なり

Photo_13 デビッド・フィンチャー監督の最新作「ゾディアック」。

1969年から始まった米史上まれにみる連続殺人事件。

みずからゾディアックと名のる犯人の猟奇的殺人の真相に迫ろうとする4人の男にスポットを当てたミステリーなんですが、特に新聞記者役のロバート・ダウニーJr.の演技は光ってましたね。

結局のところは事件は未解決のまま幕を閉じるわけですが、事件に運命を狂わされる4人にスポットを当てたところがフィンチャーのセンスですね。

う~ん 実に恐ろしい。

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世界一運の悪い男

Photo_7 ダイ・ハード4.0ようやく観ました。

前作から12年も経ってるんですね。

ド派手なヘリ・チェイスや戦闘機バトルに興奮し楽しませてもらいました。

監督のレイ・ワイズマンも「アンダーワールド」シリーズを手掛けただけあってVFX全開の演出は良かったと思います。

ケイト・ベッキンセールを射止めただけありますね。

ただ過去の3作に比べるとドラマ性に欠けるかな?と思いますが、個人的には若かりし頃のジョン・マクーレン刑事より今回のスキンヘッドのがっしりしたマクレーンの方が好きです。

ボロボロになりながら不屈の粘り強さで敵に向かってゆく姿。

男気みなぎるブルースの演技でした。

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『かすかな?未来』

Babel_2 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の『バベル』。

旧約聖書の創世記に記された人間の愚かさの象徴『バベルの塔』を題材にしモロッコ・アメリカ・メキシコ・日本での4つの物語の悲劇の連鎖・・・

重く暗いエピソードばかりで観ていてかなり辛かったです。

キャストもこの物語に同化したようにブラッド・ピットもガエル・ガルシア・ベルナルもケイト・ブランシェットも地味な役柄に徹してましたね。半官贔屓もありますが特に日本が舞台のエピソードでの菊池凛子の体当たりの演技には感動しました。

さすが日本人女優として49年ぶりのオスカー候補になるだけの事はあります。

この映画を通じて現代のコミュニケーション不全を考えさせられました。

ただ、リチャード(ブラット・ピット)を助ける通訳の男性ガイドにかすかな未来と希望を映してくれたよううな気がしました。

う~ん 深いテーマの映画でした。

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『24』の魅力とその未来

24_2 シーズンⅥを観終わりました。 

まぁ それなりに面白かったのですが、先の展開は比較的読みやすく新鮮味にも欠けるような気がしました。

シーズンⅤがシリーズ最高傑作といわれてただけに、物足りなさを感じたのは事実です。

ただワンシーズンの番組を作るのに11ヶ月もかかり脚本と製作と同時進行しなければならないほど殺人的なスケジュールの中で撮影しているだけに少々クオリティが落ちるシーズンがあったとしてもファンとしたら大目に見ないといけないかな。

とはいえ今の海外ドラマブームの火付け役と言えば間違いなく『24』でしょう。

24時間の出来事をリアルタイムで描き、ストーリーをリアルタイムで進行させつつ面白さを保つ革新的なドラマシリーズですよね。

ちなみに僕の海外ドラマ主役ベスト3は

『24』のジャック・バウワー

『ツイン・ビークス』のデイル・クーパー

『Xファイル』のフォックス・モルダー

3人の共通点は言うまでもなく捜査官ですね。

Xファイルも何と来年の夏、映画化第2弾が公開されるらしく『24』の映画版と合わせて楽しみです。

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久しぶりに月9にハマってしまった!

Photo_3 この秋から始まった月9ドラマの「ガリレオ」観ているんですが、福山雅治は男から見ても魅力ありますね。柴咲コウも独特の味を出してますし、最後まで楽しめそうです。

それにしても原作の東野圭吾の作品はやたらTVや映画化されてますよね。批判的な意味じゃなく執筆活動の際、TV、映画化を想定してるんでしょうか?そんな事を考えてたら、探偵ガリレオシリーズ最新刊の「容疑者Xの献身」が福山・柴咲コンビで映画化が決定したとか・・・かなり原作は面白かっただけに複雑な心境ですが、やっぱり観てしまうでしょうね(笑)

それと、柴咲コウが唄っている主題歌「KISSして」のサビメロを聴いただけで福山サウンドってわかりますよね。コラボ・プロジェクトという事でアーティスト名がKOH+(コープラス)ってのがイカしてます♪

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「昨日のおまけですが・・・」

昨日のおまけですが、「クィーン」の監督のスティーブン・フリアーズって通好みの監督で、様々なジャンルに挑戦している人なんですよね。

特におすすめなのは2作品ありまして、2作品ともジョン・キューザック出演の映画なんですが、1つは「グリフターズ」という詐欺師3人の愛憎を描いたサスペンスドラマで、もう1つは「ハイ・フィデリティ」というラブコメです。この作品には今や全米でコメディ映画に引張りだこのジャックブラックが出ています。

両極端な作品だけに楽しめるかなと思います。

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『オー・マイ・ゴット!』

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『オー・マイ・ゴット!』

ダイアナ元英皇太子妃が1997年にパリで交通事故死する直前、大破した車の中で繰り返していた言葉らしいですね。

先日、元妃の死因を調べるロンドンの高等法院の審問で明らかになったとの事。

その故ダイアナ妃と深く?関わったというか急逝直後の混乱の中で、君主としての立場に悩むエリザベス女王の姿を描いたスティーブン・フリアーズ監督の「クィーン」という作品を観たのですが、女王役のヘレン・ミレンの完璧な演技に脱帽しました!

そりゃ~アカデミー主演女優賞のほか各映画賞の主演女優賞を総ナメするはずです。

細かい内容はご覧になってない方のために伏せますが、ドキュメンタリータッチのフィルムの質感が物語に深みを増してますし、当時の就任直後のブレア首相との関係をリアルに描いています。

それにしても当時のダイアナ妃の人気の凄まじさには驚きました。

それと劇中に登場しているレンジローバー、バーバーリーチェックが気品の高いイギリスを象徴していました。 おすすめの1本です。

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